小野薬品ヘルスケアから販売されているサプリメントをみていて不思議に思ったので、まとめてみた。
不思議に思ったことは３点。
①ノンレム睡眠、レム睡眠共に時間が低下？
②リン脂質に結合させたDHAは脳への移行が高まる。
③音や光などの刺激に対して効果はあるのだろうか？
今日はこの謎を考えていきたいと思います。
①ノンレム睡眠、レム睡眠共に時間が低下？
年齢と共にノンレム睡眠（徐派睡眠：深い睡眠）とレム睡眠（浅い睡眠）がともに減るとなっている。
睡眠の常識的には、ノンレム睡眠の低下はあるのだが、レム睡眠は基本的には20％以内というのが正しいとされる。
つまり、療法が短くなったら、単に睡眠時間が短くなっているだけでしかない。
ノンレム睡眠の深さは深くしないのか？
実際に睡眠の質が変わり始めるとされるのが、３５歳を過ぎた時。
つまり、若年層ではあまり効果がない？
②リン脂質に結合させたDHAは脳への移行が高まる。
でも、もともとDHAは血液脳関門を通過できる不飽和脂肪酸。
今回のサプリメントでは、修飾を加えたことで、脳への移行率を上げたとのこと。
脂肪組織への分布も増えるのでは？
体脂肪率などにより、その吸収の分布は変わらないのか？
③音や光、気持ちの変動などの刺激に対して効果はあるのだろうか？
ヒトには危機に対する本能がある。
それこそ、まだヒトが夜に不安定な環境での生活を強いられていたころの習性がある。
つまり、音や光などに対しては、起きるようにできているのが、ヒトの本来の習性。
音や光、気持ちの変動には、やはり別対応が必要になるということ？
まとめ
総じて、今回のこのサプリメントは、加齢に対して睡眠の質が変わるときに有効。
それ以外の要素については、使用してみて実感を得る必要がありそう。
お試し期間もあるようなので、試してみても良いのかも。
脳にとっては、DHAは必要な成分。より脳に移行しやすい形での摂取が可能ならば、全身性の副作用でもある出血リスクなどをうまくコントロールできるのではないだろうか。
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